産業の基盤を支える商材を扱う
専門性の高い営業マンを育てたい
本社営業部 営業課長 Aさん
インタビュアー
入社後に感じたことを教えてください
営業課長 Aさん
12年前、医療関係の商社から網干産業に転職しました。主な理由は、残業や休日出勤が多く、仕事中心になっていた生活を変えたかったからです。
営業職のキャリアをいかせると思って入社したところ、メイン商材である薬品の商品内容が予想以上に複雑で奥深かった。「仕事覚えるまでは3年遊んでいてもかまわない」という上司の言葉にびっくりしましたが、後になってこの言葉は「3年遊んでいい」というのではなく「一人前になるには3年かかるから、焦らず腰を据えて仕事を覚えなさい」という意味だと分かりました。
薬品の名称、用途、性質など、覚えなくてはいけない知識がたくさんあります。しかし、薬品分野の中でも、網干産業が扱っているのは汎用性の高いものばかり。お客様の業種も幅広く、会社に将来性を感じました。専門性のある営業職として一人前になれるチャンスと思い、スキルアップを目指して努力しました。
インタビュアー
網干産業の強みはどんなところにありますか?
営業課長 Aさん
網干産業は大正3年創業の老舗企業です。歴史があるだけに、大手企業や官公庁、専門企業など、取引先企業も多岐に亘ります。また、協力企業も多種多様なので、お客様からどんな依頼があっても、必ず応えることができます。
また、それぞれの薬品専用のタンクローリーを数台保有していること、薬品を小分けする施設があることなど、仕事環境が充実していることも網干産業の強みだと思います。小分け作業や配送を自社で行えるために、効率的かつ小回りよく、お客様のニーズに応えることができるのです。
薬品は市況と関連しているので、価格面での差別化はほとんど図れません。しかし当社は、サービスや対応力などの付加価値で他社と差をつけることができます。そういった強みを売りにして取引先と交渉できることは、営業にとって有利だと思います。
インタビュアー
営業マンとしてのこだわりを教えてください
営業課長 Aさん
営業マンとしては、もちろん業績を上げることが必須。しかし、それ以上に思うのは「頼られる存在になりたい」ということです。
お客様から何か求められたとき、トラブルが起こったとき、迅速に対応して必ず解決したい。それは社内に対しても同様です。他部署の人間や、上司・同僚、そして後輩が困った時には、いつでも手を差し伸べられる人間でありたいと思っています。
お客様から、「ありがとう」「ほんとに助かった」という言葉をいただけたときは、この仕事のやりがいを感じますね。
インタビュアー
新入社員にはどんなサポートをしてくれますか?
営業課長 Aさん
少子高齢化の日本では、どの企業でも20代、30代の社員が不足していると思います。網干産業もやはりベテランの社員が多いのですが、この業界の中では比較的、40代である私たちのような中堅ががんばっている会社ではないかと思います。
上述した網干産業の強みである「自社配送や小分け作業などの施設の充実」は、先達がお客様のニーズに一つひとつ答えていった結果です。その精神も現役世代の私たちが継承し、次の世代に伝えていきたいと思っています。
産業の基盤を支える薬品や資材といった商材は、今後もニーズがなくなることはありません。必要とされ、期待される、専門性の高い営業マンを育成していきたいと思っています。